弁理士
• 弁理士について
• 弁理士の概要
• 弁理士の追加情報
■弁理士について
弁理士とは、産業財産権（工業所有権）に関するすべての手続きを業務として代理することができる専門家。弁理士が扱う特許権、実用新案権、意匠権及び商標権（総称して「産業財産権（工業所有権）」）は、特許庁へ出願し審査を経てはじめて登録されるもの（実用新案権は形式の審査のみ）。これらの権利の取得や権利をめぐる紛争等において法律で定められた様々な手続を、その権利者の立場に立って行う。2002年度弁理士試験以降、従来の弁理士試験とは受験資格や受験科目数等について大幅な変更があり、選択科目免除の仕組みも新しく導入された。
■弁理士の概要
▽ 受験資格：
制限なし
▽ 試験日：
短答式試験：５月中旬〜下旬
論文式試験：必須科目 ６月下旬〜７月上旬 選択科目 ７月下旬〜８月上旬
口述試験：１０月（中旬〜下旬）
▽ 試験地：
短答式試験：東京、大阪、仙台、名古屋、福岡
論文式試験：東京、大阪
口述試験：東京
▽ 合格発表：
11月
▽ 受験料：
12,000円
▽ 申込期間：
4月上旬
▽ 試験内容：
短答式試験：特許法・実用新案法、意匠法、商標法、工業所有権に関する条約、著作権法・不競法
論文式試験：[必須科目]特許法・実用新案法、意匠法、商標法 [選択科目]地球工学、機械工学、物理工学、情報通信工学、応用化学、バイオテクノロジー、弁理士の業務に関する法律
口述試験：特許法・実用新案法、意匠法、商標法
▽ 合格率：
7.8%（平成17年度）
▽ 問合せ先：
特許庁総務部秘書課弁理士室
100-8978 東京都千代田区霞ヶ関3-4-3
電話 03-3581-1101
▽ ｽｸｰﾙ情報：
資格予備校・通信教育・スクール
■弁理士の追加情報
弁理士試験合格後は、特許事務所の勤務弁理士として出願の代理とその周辺業務を行い経験を積むケース、一般企業に勤務する場合であれば主に特許部や知的財産部といった知的財産専門のセクションで活躍するケース、開業弁理士として独立して事務所を開業するケースがある。
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